簡単リンパマッサージ
リンパマッサージとは、リンパの流れ意識したマッサージのことででも簡単に出来ます。むくみ・コリを取り除くと同時にデトックス効果もあるのでぜひやってみましょう!
- リンパマッサージとは
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リンパ管は体内に侵入した異物や病原菌から体を守り免疫を組織し、体内に蓄積された老廃物を流し去る役割を持っています。このリンパの流れがスムーズなら、正常な状態ですが、ストレスや運動不足などの原因によりリンパの流れが滞ると、体内の余分な水分や老廃物がたまりやすくなり、むくみやコリなどのさまざまな症状がでてくるのです。リンパマッサージは滞っているリンパ液の流れを活性化させ、人間が元々持っている自然治癒力を呼び起こすというマッサージ法です。
経路について知りたくなった方はこちら >> - リンパと経路の関係
- 東洋医学には「経路」という体内を流れるエネルギーラインです。経絡には、おもに正経(五臓六腑につながっている)の12本と任脈(にんみゃく)と督脈(とくみゃく)を加えた14経路があります。それぞれの五臓六腑に異常や病気があれば、経絡やツボ(経穴)に反応がでます。病んでいる各臓腑につながる経絡やツボを刺激することで、効果的に全身のバランスを調整することができます。経絡の循環バランスを良くし、症状の改善や病気の予防が、東洋のツボ療法や経絡のマッサージの主な目的です。
小顔リンパマッサージの極意
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1顔周りのマッサージ
耳の裏辺りに耳とは反対の手を当て、 首→肩→鎖骨の順で圧していきます。さらに手のひらで肩先から鎖骨の上、肩先から鎖骨の下をさすります。これを左右で同様にやります。
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2鎖骨のマッサージ
鎖骨にある「鎖骨リンパ節」は体中の老廃物が集まるところなので、リンパマッサージをする時は重要な部分です。 鎖骨のくぼみを外側から中心に向けて、手のひらでのさするようにマッサージしましょう。手をチョップのようにしてとんとんと叩くように刺激するのもよいでしょう。
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3フェイスラインのマッサージ
あごから耳の付け根辺りまでを指先で圧していきます。 次に、同じラインを2本の指でさすりあげます。同様に小鼻の横からこめかみ、おでこからこめかみまで念入りにさすります。
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4顔全体のマッサージ
手のひらで、顔を軽くたたき顔全体を引き締めます。目の周りはデリケートな部分なので避けましょう。
リンパマッサージを行う際の注意
マッサージをする方向はきわめて重要です。リンパ液はわきの下や鎖骨などにあるリンパ節に向かって流れているので、そこに向かって一方通行でマッサージをするようにしましょう。お風呂あがりにするとより効果的です。
- ●マッサージは腕・足・首・顔などをリンパの方向にさするなどして1日20~30分程度を目安に圧しマッサージの圧は適度にしましょう。リンパ液の流れを改善したいからといって、無理に押すと逆効果になってしまいます。
- ●心臓から遠い箇所からマッサージをするようにしましょう。
- ●他の病気を患っている人、生理中、妊娠中、食後、飲酒後は避けてください。