ツボの症状別一覧
頭痛
頭痛の原因はいろいろありますが、 体質による頭痛、「頭痛持ち」の頭痛(偏頭痛や慢性頭痛)は、ツボ刺激によって軽減あるいは解消できるでしょう。
頭痛に効く足裏ツボ

- 太陽(腹腔)神経叢
 - 頭痛の原因であるイライラを抑えるには、土踏まずの少し上の太陽(腹腔)神経叢に刺激を与えましょう。
 - 脳
 - また左右の親指は脳につながっており、指でツボをよく揉むと脳に刺激が与えられて血行がよくなりイライラがおさまるでしょう。
 
頭痛に効く耳ツボ

- 頭痛帯(ずつうたい)
 - 頭痛帯は、耳たぶの上にあるちょうど軟骨の出っ張った部分に位置し、頭に関係するツボが集まっている場所です。刺激方法としては親指と人さし指で耳たぶをつまんで揉みます。また、耳ツボを刺激するときはツマ楊枝を使って刺激するのも効果的です。
 
頭痛-頭ツボ 肩ツボ

- 百会(ひゃくえ)
 - 頭のてっぺん真ん中より、ほんのわずか後ろにあたる少しくぼんだところ。頭痛全般に有効です。
 - 風池(ふうち)
 - 首の後ろの髪の生え際のくぼみ。耳の後ろの突起と天柱の中間、左右両側にある。
 - 天柱(てんちゅう)
 - 首の後ろの髪の生え際で、2本の太い筋肉の外側。左右両側にあります。
 - 肩井(けんせい)
 - 左右の肩の先端から指3本分ほど内側。
 - 曲垣(きょくえん)肩中ゆ(けんちゅうゆ)
 - ツボを指圧し、周囲を手のひらで押してなでるようにすると、さらに効果的です。
 
頭痛-頭ツボ ひざツボ

- 陽陵泉(ようりょうせん)
 - ひざ関節の外側から下へさぐっていくと、小さな丸い骨の突起があります。この突起の外側の前面を親指幅分下がったくぼみを親指で押す。突然ズキンズキンと脈打つような痛みが頭の片側におこる「片頭痛」によく効く。
 - 印堂(いんどう)
 - 両眉の付け根と付け根の中間。親指の腹でゆっくりていねいに10回ほど押す。頭全体の痛みに効く
 
頭痛-頭ツボ 足首ツボ

- 頷厭(がんえん)
 - 側頭部にあり、前髪際外角部と耳介頂点を結んだ上1/4の点。
 - 足臨泣(あしりんきゅう)
 - 足の甲、薬指と小指の骨の分かれる接点付近。
 
疲れ目
いわゆる疲れ目というのは、目のまわりの筋肉が疲れた状態にある(=筋肉疲労)こと。目を酷使したり、無理して見ようとしたりすることが筋肉疲労につながるのです。
疲れ目に効く足裏ツボ

- 右目・左目
 - パソコンやテレビゲームなどで目を長時間酷使すると、目がかすんだり、ショボショボしたり、まぶたが痙攣するなどといった眼精疲労、いわゆる疲れ眼の症状があらわれます。目のツボは、足の人差し指と中指の付け根の部分にあります。左右逆に対応しているので、右目が悪ければ左足を、左目ならば右足を押し揉むようにしましょう。
 
疲れ目-顔ツボ

- 太陽(たいよう)
 - 眉の末端と目尻の中心から耳の方向に一寸。小さいくぼみ有。
 - 四白(しはく)
 - 目の下一寸
 - 睛明(せいめい)
 - 目がしら側のツボ
 - 攅竹(さんちく)
 - まゆ毛の内側のツボ
 - 糸竹空(しちくくう)
 - まゆ毛の外側のツボ
 - 瞳子膠(どうしりょう)
 - 目じり側のツボ
 
疲れ目-肩ツボ 背中ツボ

- 風池(ふうち)
 - 首の後ろの髪の生え際のくぼみ。耳の後ろの突起と天柱の中間、左右両側にある。
 - 天柱(てんちゅう)
 - 首の後ろの髪の生え際で、2本の太い筋肉の外側。左右両側にある。
 - 肩井(けんせい)
 - 左右の肩の先端から指3本分ほど内側。
 - 曲垣(きょくえん)肩中ゆ(けんちゅうゆ)
 - ツボを指圧し、周囲を手のひらで押してなでるようにすると、さらに効果的。
 - 曲池(きょくち)
 - 図を参照してください。
 - 手三里(てさんり)
 - 図の曲池から2寸(指3本)下方
 
歯痛
歯や歯ぐきがズキズキ痛んだり、冷たい水がしみたりするのは、ほとんどの場合、虫歯や歯槽膿漏が原因です。これらの症状は、歯医者で根本的に治療する必要があります。ツボを刺激することで体のエネルギーを回復させ不安定な気持ちを落ち着かせるとよいでしょう。
歯痛に効く足ツボ

- 歯痛点(しつうてん)
 - 歯痛点は、親指と人差し指の股から1.5cm中にはいった場所に位置するツボです。このツボをゆっくり押し揉むことで、歯や歯ぐきの痛みをやわらげることができます。
 - 湧泉(ゆうせん)
 - 湧泉は、体力や気力を高めて体全体を元気にする万能のツボで、土踏まずのやや上の中央、足の指を曲げてへこんだ所にあります。
 
歯痛-手ツボ

- 合谷(ごうこく)
 - 歯がうずくときは、このツボを痛いと感じるくらい強く押したり揉んだりしてみましょう。つねったりツマ楊枝で突くなどすると一層効果的です。ただし、皮膚から出血するほど強く刺激しないように注意してください
 - 歯痛点(しつうてん)
 - 歯痛点は手のひら側の中指と薬指の付け根の間に位置します。虫歯や歯槽膿漏などによる痛みは、この歯痛点を刺激するのが効果的です。
 
歯痛-顔ツボ

- 下関(げかん)
 - 耳の前2横指、頬骨弓中央のくぼんだ所
 - 頬車(きょうしゃ)
 - 下顎骨隅と耳垂の間、口を開けば肉へこむ所。ここを指のお腹でぐりぐりと回転させるように強めに押します。
 
首のコリ
長時間パソコンに向かっていたり、無理な体勢で映画やテレビを見続けたりしていると、首がこってカチカチになり、ひどいときには痛みを伴うことがあります。そういった場合、自然に手が首回りの凝っている部分を揉んでいることが多いのですが、足のツボを刺激することで全身の血行をよくして、首のこりをほぐすことができます。
首のコリ-頭ツボ 肩ツボ 首ツボ

- 頭・脳全体
 - 親指は頭につながっています。この部分を刺激することで脳内の血行を促し、首のこりをほぐしましょう。ポイントは、親指全体をしっかり揉むことです。
 - 肩
 - 人差し指の付け根の下から小指の方向に、首から肩に効くツボが並んでいます。血行が悪くなり首がこってくると、それに伴って肩までこってしまうことがありますので、この部分をよく揉んで首だけではなく肩にも刺激を与えましょう。効果的な揉み方は、人差し指の方から小指側へ向かってよく押し揉むことです。
 - 首
 - 親指の付け根の部分には、首の骨である頸椎のツボがあります。重い頭を常に支えている頸椎には、日常的に大きな負担がかかっているため、この部分を刺激して血行を促して首の疲れを取り去りましょう。
 
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